【尼崎市】24時間子育てチャット相談が始まった|専門員への切り替え方法も

夜中に子どものことでふと不安になって、誰かに話したいけどこの時間に電話するのもな、と思ったことはないでしょうか。そういう、タイミングが合わなくて流してしまいがちな悩みの話です。

地域情報メディア『あまがさきクリップ』ライターのにしだです。尼崎市のニュースで気になった話題を取り上げています。今回は、市が始めた子育て相談の新しい窓口について、場所のこと、使い方のこと、順番に書いています。

実証期間は2026年8月14日まで。どんなサービスなのか、誰が使えるのか、専門員への相談とどう違うのかを整理しました。

目次

AIに相談できる窓口が尼崎市に登場した

尼崎市の子育て支援施設「いくしあ」が、2026年5月18日から24時間対応のAIチャット相談を試験的に始めました。今年8月14日まで、スマホやパソコンからチャット形式で相談できます。

これまでも電話・メール・来所という三つの窓口がありましたが、今回は新たに傾聴型のAIが24時間つながる形が加わった形です。実証という位置づけで、今後のサービス設計に反映されていく見通しです。

AIチャットと専門員相談はどう違うのか

AIチャットは、答えを出したり指示をしたりするタイプではなく、話を聞いて気持ちを整理することに特化した設計です。「相手にどう思われるか」を気にせずに話せるのが、一番の違いかもしれません。

一方、専門員による相談は、児童虐待、不登校、発達障害など、より専門的な判断が必要な場面に向いています。AIチャットの画面からも専門員へつながるボタンがあるので、流れで相談先を切り替えられます。

AIチャット相談

24時間いつでも使えるチャット形式。傾聴・共感に特化した設計で、気持ちの整理に向いています。費用は通信料のみ自己負担。

専門員相談(電話・来所・メール)

電話は24時間年中無休(06-6430-9989)。来所は月〜金の午前9時〜午後5時、第3土曜の午後1時〜5時。来所は予約優先で、土曜は前日までの予約が必須です。

いつからで、いつまで使えるのか

実証期間は2026年5月18日から8月14日まで。この期間に使えた結果をもとに、今後の正式サービス化を検討していく流れです。

終了後に継続されるかどうかは、現時点では公式発表がありません。今後の案内は尼崎市公式HP(ページ番号:1043411)で確認できます。

誰が使えるのか、対象は決まっているか

いくしあが対象としているのは、0歳からおおむね18歳の子どもと、その子育て家庭です。住所が尼崎市内でない場合の利用可否は、公式情報での確認が必要です。

【電話確認をしてみました】

すごく良いサービスなので、近隣市にお住まいの方でも利用したい人がいるのではないかと思い、直接電話で問い合わせてみたところ「対象は尼崎市在住の方に限る」というご返答をいただきました。

尼崎市で仕事をしている方も住居が尼崎市にない場合は、お住まいの自治体にお問い合わせくださいとのことです。

といっても、AI相談は個人情報等を入力する必要がないので、誰でも利用はできるようです。電話での相談等は尼崎在住の方が対象ということなのかと。

「うちの子はもう中学生だから関係ない」と感じる方もいるかもしれませんが、不登校や進路のことなど、中学生の親の悩みも受け付けています。軽い相談の入口として考えてもらえればと思います。

どこからアクセスすればよいのか

専用のウェブサイトにアクセスするか、尼崎市HPのページ番号1043411にある二次元コードを読み込む形で使えます。アプリのインストールは不要です。

STEP
尼崎市HPを開く

尼崎市公式HPで「子育てAI」と検索するか、ページ番号1043411を入力してページへ進みます。

STEP
QRコードかURLでチャットを開く

ページ内にある二次元コードを読み込むか、掲載のURLにアクセスしてチャット画面を開きます。

STEP
チャット画面からそのまま相談する

AIとのチャットが始まります。専門員に相談したい場合は、画面中央のボタンから切り替えできます。

いくしあはどこにある施設なのか

尼崎市の子育て支援施設「いくしあ」は、尼崎市若王寺2丁目にある「あまがさき・ひと咲きプラザ」の中にあります。阪急塚口駅から少し距離があるので、来所する場合は事前に場所と交通手段を確認しておくとスムーズです。

わたし自身、ひと咲きプラザは初めて行くとき少し道がわかりにくいと感じました。来所相談は予約優先なので、電話で確認してから行く流れが動きやすいです。

場所がわかりにくいときは電話で確認してから行くほうが無理がありません

電話相談と何が変わったのか、今年4月から

実は今年4月から、電話相談がすでに24時間・年中無休になっています。以前は平日の昼間だけだったものが、夜間・休日もつながるようになりました。

今回のAIチャットは、その電話相談に加えてチャット形式の窓口を増やしたものです。「電話は少し緊張する」「声に出して話すのが難しい場面もある」という方にとって、選択肢が一つ増えた形です。

費用はかかるのか、登録は必要か

利用に費用はかかりません。通信料は自己負担ですが、それ以外の料金は発生しません。アカウント登録が必要かどうかは、公式HPのページで実際のアクセス時に確認してください。

  • AIチャット相談:通信料のみ自己負担、その他費用なし
  • 電話相談(06-6430-9989):24時間・年中無休・無料
  • 来所相談:無料・要予約(土曜は前日までの予約必須)
  • メール相談:ama-ikushia@city.amagasaki.hyogo.jp

まずは一度試してみて

尼崎市HPで「子育てAI」と検索すると、今のチャット相談ページに出会います。特別な準備はなく、スマホから数分で開けるので、一度試してみるだけでも感触がつかめます。

わたしも娘のことで「これ、誰かに話しておけばよかったな」と後から思うことがあります。深刻じゃなくてもいい、ちょっとしたことを声に出す場所があることは、気持ちのうえでだいぶ違う気がします。

使ってみて合わなければそれでもいいし、専門員に話したくなったらそこから切り替えればいい。試す入口は低めにできていると思うので、まず一度アクセスしてみてください。

やってみた

実際にやってみました。

AIチャットに関しては、個人情報を入れたりする必要もなく気軽に始めることができます。

「あかりさん」に何個か架空の悩みを相談してみました。

「あかりさん本人」も言っている通り、明確な解決策を提示してくれるわけではないものの、こちらがどんどん悩みを吐き出せるようにたくさん質問をしてくれます。

悩みを打ち明けるもよし、怒りを受け止めてもらうもよし。相手がAIであること(人ではないこと)を最大限利用して、色んな話をしてみると良いかと思います。

チャット画面の下部には、相談員の人に24時間対応で電話相談できるボタンがあり、AIはあくまでもその前段階的な役割かと思います。まずはAIに話を聞いてもらってもいいと思いますが、緊急性の高いことや重大なことは実際に相談員の方に聞いてもらうようにしましょう。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人


あまがさきクリップ ライター にしだ

尼崎市で自営業をして18年。ライターのにしだです。地域情報メディア『あまがさきクリップ』で、暮らしに役立つ地元情報を発信しています。

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